年末年始の休暇というのはあっという間ですね。弊社は世間様と同じように6日より新年初出社です。
普段全くバラエティは見ないんですが、年末年始だけは、ついているテレビをだらだら見るという貴重な体験を毎年しています。
大晦日は紅白歌合戦を見るのは、幼少期から変わらず続いてますが、最近は元旦に天皇杯→芸能人格付と見るのが最近レギュラーになりつつあります。
天皇杯はヴィッセル神戸にイニエスタやらビジャやら早々たるメンバーがいて目を疑いました。楽天のバルセロナ買収は同じく楽天が持つ国内球団に融通しやすく効果が出ていて面白いなと思いました。
格付けチェックの方はもうGACKTがすごい。僕が小さい頃からテレビに出ていて、特に大河ドラマで上杉景勝役で出てきたときは、目が怪しい光り方してるし、ちょっと場違いな感じがして眉を潜めてたんですが、格付けチェックを見て、ビックマウスに全く引けを取らない知識の幅、まさに一流芸能人に相応しい嗜好を嗜んでいる方だとわかってびっくりしました。
今年は、番組の冒頭でマレーシアの自宅まで押しかけ、過去のGACKTを振り返る特集があったのですが、あらためて見て凄まじい努力家だと感じました。
ワイン、音楽、肉、と様々なお題が出るわけですが、絶対に外さないし、ワインなんかソムリエがそのワインに感じた良さや、こうやって引っかけようと思っている出題者の意図も当ててしまう。
僕も普段ワインはよく飲みますが、ただ飲んでるだけでは知識など溜まりはしないです。
それぞれのワインには、それがどんな品種で、どこで作られ、どうやって保管されてきて、というそのワインがどういうものなのかという個性がある。好き嫌いってそれは好みですよね。
うんちく語るおっさんはカッコ悪いなあ、と思ってましたが、モノの価値を正しく見極められるというのは素晴らしくカッコいいなと思いました。
アートに浸れるサブスクリプション
さて、今日の本題に。昨年末から使い始めたサブスクリプション・サービスがあります。
これはすごい
映画なら2回でだいたい元がとれます。1日一回までなので、月4000円で最大30回行くチャンスがあるわけです。このサービス使い始めたら、そりゃあ毎日のように映画やら美術やら見に行きますわ、という話です。
こうして、12/22からスタートして、2週間で9回活用、13700円のキャッシュバックを得ました。何というサービス、ビジネスとして成り立つ気がしません。(現在まだ試験運用中のようなので、閉鎖してしまうかもしれません)
これだけライフスタイルを激変させるようなサービスは中々ないと思います。自分が極端な人間だからか、貧乏性だからか、行き放題となると毎日のように行ってしまします。
どうやって儲けるのかさっぱりわかりませんが、データを活用するくらいしか無いですよね。しかしこれだけ人の行動を変えるというのはすごいなと思います。
ただ、平日行くのは難しいです。美術館の多くは17時に閉館なのですが、東京の大きな美術館は、金曜と土曜だけ20時くらいまで空いていたりします。
また映画はレイトショーがあるので、仕事終わりでも十分行けますね。
日常的にアートに触れられるのは中々いいものです。毎日にように新しい世界や刺激がありますからね。
映画、読書の記録を残すならコレ
観たものはアウトプットするようにして、すぐ忘れて右から左へ抜けていかないように努めてます。映画は、以下のFilmarksというアプリ・サイトが中々使いやすいので、こっちで記録し始めました。ブックマークしておいた見たい映画がどこで上映されているか調べるにも使いやすくて良いです。
この手のサービスは食べログといい結構記録用として気に入っているのですが、だいぶ板についてきたのはこのブログでも度々紹介しているブクログですね、以下。
こういうちまちま記録していくようなことが自分は好きなんだなあ、と思いました笑
P.S. 最近読んだ本
渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
boompanchのレビュー 大島真寿美
第161回 直木賞受賞作品です。歌舞伎や落語は見に行くのですが、人形浄瑠璃というのは、近松門左衛門が思い浮かぶくらいで、見たことも無ければどんなものかもわからない、というのが正直なところでした。
おそらく多くの人が縁遠いんじゃないかと思う人形浄瑠璃を題材として、近松半二という(近松門左衛門の没後すぐに生誕した実在の人物ですが、血の繋がりはない)主人公の生涯を描いた時代物です。
こう書くと如何にもつまんなそうなのですが、これは意外にも面白かったです。ぼんやりしていて如何にも頼りなさそうな主人公なのですが、読んでいるとだんだん愛着が湧いてくるし、たいくつせずに一気に読めちゃいます。浄瑠璃に興味が湧く
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