私が前職でお世話になった方に退職の意向を伝えに言ったときに、
スタートアップで働いている友達いるよ!
と言って下さる先輩がいて、ご紹介頂き、先日お話を伺ってきました。
僕のように大企業から数人のスタートアップへ、という方のお話は共感する部分が多く楽しかったです。今回はこのときにお聞きした話で特に心に残ったことを書きたいと思います。 ※下線部が伝聞、下線なしが僕の思ったことです。
その1:創業者をリスペクトできるか
アップ先輩
大企業からスタートアップへ行こうと思ったときに、
スタートアップのことがわからなすぎて、週末を使ってインターンへ行った。
その時感じたのは、スタートアップで大事なのは、創業者をリスペクトできるかということだった。
私も実は大学時代にインターンで全く業種の異なる2社に行っていた経験があり、これはとても共感しました。
私のケースだと、平たく言ってしまえば1社では人を大事にできていなくて、経営幹部がリスペクトされていない、結果優秀な社員が離職というのが相次いでいたからです。
現場が強い大企業とは社長の存在の大きさがずいぶん違うということでしょう。
その2:仮説検証の繰り返し
アップ先輩
スタートアップでやっていることは、ひたすら仮説検証を繰り返し、お客がどう考えどう行動するかを考えて実行し、
また修正して、という自分が作ったものをまた破壊しての繰り返し。
これこそスタートアップ、自分でやっていたからこそわかる既存事業の慣性が大きい大企業での新規事業の難しさは、仮設の段階で実証に持っていくのがかなり難しいということ感じてました。
平たく言えば失敗させてもらえない。 これができることにわくわくする反面、自己否定の繰り返しはタフじゃないとできないと思いました。
その3:スタートアップの求人
アップ先輩
スタートアップの求人はウォンテッドリーが多いらしい。お金の無いスタートアップでもタダで使える。
メジャーな転職サイトやエージェントはギリギリの資金で回しているスタートアップにとって、使うのが難しいのは想像に難くないですが、ウォンテッドリーはここをサポートしているみたいです。
その4:やりたいことの見つけ方
アップ先輩
やりたいことをどうやってみつけたか。
最初は確信があったわけでもなく、小さく始めてみて周りに話してみたところかスタートしている。なにかやってみて、の繰り返しの中でだんだん「それの人」になっていったんだと思う。
非常に共感しました。納豆娘面白い笑
僕はWhat型のタイプで、会社では少ないタイプだったので浮いていたのですが、
「なんでそんなにやりたいことが明確なの?」
「何がエネルギー源なの?」
というのはよく聞かれてました。
あんまり上手く答えられてなかったのですが、今回お話を聞いていて、
行動してきたから
なのではないかと思いました。
最初から「コレ!」というものがあったわけではなく、ちょっとでも興味のあったものをとりあえずやってみるスタンスでやっていく、そうするとだんだん巻き込む人が増えてきて、引けなくなってくるし、自分もそれにのめり込んでいく、気づいたら「なんかめっちゃ○○やってる人」になっているんだろうなあと。
その5:女性の働き方、転職で一番むずかしいところ
アップ先輩
女性の働き方、家庭とのバランス。
経営に近いほど、時短といった働き方には抵抗がある。ここは常に悩んでいる。
昨今ワーク・ライフ・バランスが叫ばれていますが、スタートアップはワークワークワークなんですよね、イメージどおりに。
どっちかというと、強いられているのではなく、やりたくて仕事にのめり込んでいて、結果子供までは・・・ほしいけど・・・というのが実態だと思いました。
これから、優秀な社員が集まる大企業から、どんどんスタートアップへ人が流れていくんじゃないかと個人的には思っているのですが、ここの問題は大きいと思いました。
いずれ「仕事と家庭の両立」問題をテクノロジーで解決するスタートアップが出てくるような気がしてます。もしかしたらもういるのかも。
スタートアップ挑戦で得た学びについては以下のまとめページを御覧ください。
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